インビザラインQ&A
faq
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マウスピース型矯正「インビザライン」に関して、よくいただくご質問にお答えします。
インビザラインは、保険適用外での治療となります。
インビザラインを含め、矯正治療は骨格の大きな異常等が認められない場合、基本的に保険が適用されません。
ただ医療費控除の対象にはなるので、確定申告を行うことで負担軽減が可能です。
治療装置が目立たない形状のため、一般的な対人距離(45cm)ではまず気づかれません。
インビザラインでの治療に使う装置は、無色透明かつわずか0.5mmの薄さです。
超至近距離でよほど目を凝らしてみない限りは、わからないほど自然な見た目でいられます。
金属等を使用していないため、写真撮影等でも目立つことはありません。
しかしどうしても気になるようであれば、その時だけ外すことも可能。
インビザラインは、患者様自身で装置の着脱ができる点も大きな特徴です。
新しいマウスピースを装着してから、慣れるまでの数日間は若干の違和感があるものの他の矯正治療に比べると痛みはほぼありません。
その秘密は、インビザライン装置の構造と薄さです。
歯にかかる力が最小限である上、金属を使用していないので口内を傷つけることもありません。
治療を始めたばかりの2~3日は会話しづらい場面もあるかもしれませんが、すぐに慣れるのでご安心ください。
食事や歯みがきの際は外すこともでき、無理のない治療が可能です。
基本的には、12歳臼歯と呼ばれる“第2大臼歯”が生えていればインビザライン矯正が可能です。
中でも骨を作る細胞が活発化するのは成長期であるといわれているため、中学生頃に治療を始めるのが最も望ましいとされています。
ご希望の方にはお子様向けの“インビザライン・ファースト”もご提案させていただきますが、インビザラインは長時間の装置装着で初めて効果を発揮します。
矯正治療に対してのお子様のモチベーションが、治療経過を大きく左右しますので慎重にご検討ください。
インビザラインは、常に進化し続ける最新の歯列矯正方法です。
実際に患者様のお口の中を診察・検査してみなければはっきりとお答えできないものの、幅広い症例に対応しています。
今までは抜歯を伴わなければ実現できなかった矯正治療も、インビザラインであれば非抜歯で治療できるようになりました。
すでに被せ物や義歯(差し歯)があるという方も、インビザラインであれば治療が可能です。
ただし、ブリッジや入れ歯、インプラント治療をされている場合、インビザラインでは歯の一部を動かせないことがあります。
また、重篤な歯周病や虫歯、糖尿病などの既往歴がある方については先にそちらの治療を終えてから矯正治療に着手する場合もございます。
いずれにせよ、患者様一人ひとりに合った治療計画を作成し、ご提案させていただきます。
無料のカウンセリングを実施しておりますので、お悩みの方はぜひ一度ご来院ください。
インビザラインは、他の矯正治療法に比べて通院回数が少ないのも特徴の一つです。
装置の交換や調整が都度必要というわけではなく、2週間に一回程度のペースで患者様自身が交換を行います。
よって、通院頻度も少なくて構わないのです。
定期的な来院は必要なものの、主に状況確認のみで終了しますので一回の診察にかかる時間も長くありません。
インビザラインは、仕事や育児など、普段忙しく通院の時間が取れない方に特におすすめです。
仕上がりの良さゆえに治療期間が長引くのではないかと心配される方がいらっしゃいますが、その心配はご無用です。
移動させたい歯の本数や症例によって多少の違いはありますが、基本的には1~2年程度です。
1年半で主に歯を移動させ、半年~1年で微調整を行うという流れとなります。
他の矯正方法とさほど変わりありませんが、矯正中の通院回数や診察時間を考えればインビザラインは最も負担が軽いと考えられます。
ちなみに、治療中に装置が壊れたり紛失したりした場合も、再度の型取りは不要です。
デジタル処理された歯型でマウスピースの再製作を行い、7~10日程度で到着、その後治療を再開できます。
インビザラインの治療結果は、歯科医院によって大きく左右されます。
歯の型取りを行った後の治療計画は、デジタルとはいえ各歯科医師の手によって作製されるためです。
歯科医師の経験や技術によって、結果は大きく変わると言っても過言ではないでしょう。
治療中の通院も、インビザラインであれば低頻度で構いません。
“近所だから”という理由で選ぶというのは辞めた方がいいでしょう。
当院には伊予市を始め、松山市や新居浜市、砥部町など遠方の患者様も数多く来院されています。
基本的には、装置をつけたまま普段通りの生活を送ることができます。
ただし、下記の点にはご注意ください。
1.決められた装着期間を厳守してください
“治療期間が延びても良いので、在宅時だけ装置をつけていてもいいですか?”と聞かれることがありますが、それでは十分な効果が見られません。
インビザラインの装置は食事と歯みがきのとき以外は原則装着しなければならず、1日20時間以上の計算です。
例えば旅行に行くからと言って数日間装置をつけない状態が続くと、“後戻り現象”が起きてしまい、その後のマウスピースが合わなくなってしまう恐れがあります。
治療を計画通り進めるためにも、決められた装着時間は守りましょう。
なお、何らかの理由で長時間の装着が難しいという方にはワイヤー矯正をおすすめしています。
2.食事はもちろん、飲み物(水以外)を飲む際も極力装置を外してください
糖分を含む飲み物の場合、装置の内部に糖分が溜まり虫歯の原因となりうることがあります。
また、お茶やコーヒー等は装置への色素沈着を引き起こして治療中の見た目に影響する場合があり、注意が必要です。
加えて、粘着性の高い食べ物(ガムやキャラメル等)を食べる場合も短時間であれど装置を外すようにしましょう。